「20代前半のうちに転職したほうがいいの?」
「20代後半になったら、もう遅い?」
転職を考え始めると、まず年齢が気になりますよね。
私は新卒で入った日系金融大手で4年半働き、27歳で外資メーカーの管理部門へ転職しました。
20代前半では転職せず、20代後半で動いたタイプです。
結論から言うと、私の場合は「20代前半で動かなかったからこそ、20代後半でハイクラス向けの転職ができた」と感じています。
この記事では、20代前半と20代後半の転職の違いを、公的データと私の実体験から整理します。
この記事の結論
- 20代前半は「伸びしろ」、20代後半は「経験と実績」で見られる
- 20代後半は転職する人が多い年代。「もう遅い」は思い込み(厚労省データ)
- 私は20代前半に動かず経験を積み、27歳でハイクラス向けの転職。年収は約500万→800万に
私が内定までたどり着いたのは、ミドル・ハイクラス特化のエージェントでした。
20代前半と20代後半の転職、何が違う?
一番の違いは、企業に「何を見られるか」です。
20代前半は社会人経験が短いぶん、「これから伸びそうか」「素直に吸収できそうか」というポテンシャルで見られやすい時期。
20代後半になると、「前の会社で何をしてきたか」「うちでも同じように成果を出せそうか」という経験・実績の比重が大きくなります。

| 20代前半 | 20代後半 | |
|---|---|---|
| 主に見られるもの | ポテンシャル・素直さ | 経験・実績・再現性 |
| 中心になる採用枠 | 第二新卒・未経験歓迎 | 経験者・即戦力 |
| 強み | 職種をガラッと変えやすい | 年収アップを狙いやすい |
| 注意点 | 短期で辞めた理由を聞かれる | 「何をしてきたか」を語れないと苦しい |
| 向いている人 | 方向転換したい人 | 今の経験を高く評価してほしい人 |
つまり、どちらが有利かは「何をしたいか」で変わります。
職種を大きく変えたいなら20代前半、今の経験を武器に年収を上げたいなら20代後半が向いています。
データで見る|20代後半は「転職する人が多い」年代
「20代後半からの転職は遅い」と思っている人もいるかもしれません。
厚生労働省の「令和6年 雇用動向調査」で、1年間の転職入職率(働く人のうち、転職して入職した人の割合)を年齢別に見ると、25〜29歳は男性15.1%・女性16.8%。
男女とも20〜24歳(男性13.4%・女性14.3%)より高く、20歳以上では最も高い年代です。
30〜34歳になると、男性10.3%・女性13.2%に下がります。

20代後半は「遅い」どころか、むしろ転職する人が多い年代。焦る必要はありません。
20代前半に転職しなかった私が、4年半で積み上げたもの
私は2021年に新卒で入社し、国際事業部でKPI管理やデータ集計を担当していました。
正直、楽しい仕事ではありませんでした。
集計ばかりで誰の役に立っているのか見えにくく、上司からは「役員に説明できる要因を持ってこい」と詰められることも。
それでも20代前半では転職せず、結果的に4年半、同じ会社で働きました。
今振り返ると、この4年半で積み上げたものが、20代後半の転職でそのまま武器になりました。

特に大きかったのは、「課題を見つけて、結果を出すまで」を一通り経験できたことです。
言われた集計をこなすだけでなく、数字から課題を見つけ、打ち手を提案し、他部署と調整して結果につなげる。この経験が1つあったことで、「何をしてきたか」を自分の言葉で話せるようになりました。
資格も、Excel(MOS)・Tableau・SQL(Oracle Master Silverは半年かけて取得)・英語(TOEIC800)とそろえました。
もし20代前半で辞めていたら、この「語れる経験」がないまま転職活動をしていたはずです。
27歳でハイクラス向けの転職ができた理由
実は、最初の転職活動はうまくいきませんでした。
ITコンサルとセキュリティの2社に応募して、どちらも書類で落ちています。
そこで、4年半の経験を「5ステップのストーリー」にまとめ直しました。

エージェントは5社に登録しましたが、内定まで運んでくれたのはミドル・ハイクラス特化のJACリクルートメントだけ。
書類は5社全通過、最終的に2社から内定をもらい、外資メーカーの管理部門へ異業種転職しました。年収は約500万円から800万円(ベース)になりました。
ハイクラス向けの求人は「経験者」が前提です。
経験の浅い20代前半の私だったら、そもそも土俵に立てなかったと思います。
20代前半で動くべき人、20代後半まで待つべき人
とはいえ、全員が「待ったほうがいい」わけではありません。今の状況で判断してみてください。
| 今の状況 | おすすめ |
|---|---|
| 心や体が限界に近い | 年齢に関係なく、まず休む・相談する |
| 今とまったく違う職種に行きたい | 20代前半のうちに動くのもあり |
| 今の会社で「課題→結果」の経験がまだない | もう少し積んでから動く |
| 人に話せる実績が1つある | 20代後半でハイクラス向けを狙える |
| 年収を大きく上げたい | 経験を武器に20代後半で動く |
体調を崩しそうなときは、転職のタイミングを考えるより、休むことや医師・専門家への相談を優先してください。
筆者が実際に使ったエージェント
5社使って、内定まで運んでくれたのは1社だけでした
Excel集計しかしてこなかった私が、27歳で外資メーカーへ転職したときの結果です。
書類選考
5社 全通過
最終結果
内定 2社
年収(ベース)
500万→800万
△ はずれ
A社
△ はずれ
B社
✕ 大外れ
C社
✕ 大外れ
D社
※ 私個人の結果です
私が使ったJACに無料登録する →面談・登録は無料です
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20代後半の転職でやりがちなNG・OK
20代後半は「経験」で見られるぶん、伝え方で結果が大きく変わります。
| NG | OK |
|---|---|
| 担当業務を並べるだけ | 「課題→行動→結果」の1本のストーリーで話す |
| 「もう遅い」と焦って応募を乱発 | 応募先を絞り、書類を作り込む |
| 求人の多さだけでエージェントを選ぶ | 自分の経験・年収帯に強いところを選ぶ |
| 資格を一番の売りにする | 資格は補足、主役は実務での経験 |
20代後半から始める、転職の3ステップ

ステップ1:経験を棚卸しする
これまでの仕事を書き出し、「自分が動いたことで何かが変わった」話を1つ選びます。
ステップ2:ストーリーにする
課題発見→可視化→打ち手提案→部署間調整→結果、の順で話せるように整えます。
ステップ3:ハイクラス向けのエージェントで書類を磨く
経験を評価してくれる求人は、ミドル・ハイクラスに強いエージェントに集まりやすいです。私はJACリクルートメントで書類を見てもらい、5社全通過までたどり着きました。
27歳で転職して変わったこと
| 転職前(日系金融) | 転職後(外資メーカー) | |
|---|---|---|
| 年収 | 約500万円 | 約800万円(ベース) |
| 残業 | 月40時間ほど | ほぼゼロ |
| 働き方 | — | 9:00〜17:15・週3出社 |
2年目はベース860万円+インセンティブで、合計1,000万円になる見込みです。
正直、今は「超絶ハッピー」です。
外資ならではの厳しさもあります。気になる人は「外資転職は地獄」って本当?もどうぞ。
よくある質問
Q. 20代前半で転職すると不利になりますか?
不利とは限りません。職種を変えたいなら、ポテンシャルで見てもらえる20代前半は動きやすい時期です。ただ、短期間で辞めた理由は聞かれやすいので、前向きに説明できるようにしておきましょう。
Q. 20代後半から別の業界に移れますか?
私は金融から外資メーカーへの異業種転職でした。業界が変わっても、「数字で課題を見つけて結果につなげる」経験は持ち運べます。軸になる経験があれば、業界を変えるチャンスは十分あります。
Q. 何年働けば「経験がある」と言えますか?
決まった正解はありません。私は4年半でしたが、大事なのは年数より「課題から結果まで話せる経験が1つあるか」だと感じています。
Q. 今すぐ辞めたいほどつらい場合は?
年齢よりも、まず自分を守ることが先です。会社や環境がつらい人は「会社 辞めたい」の記事も参考にしてください。
まとめ|年齢より「何を語れるか」で決まる
- 20代前半は「伸びしろ」、20代後半は「経験と実績」で見られる
- 20代後半は転職する人が多い年代。遅すぎることはない
- 私は20代前半に動かず経験を積み、27歳でハイクラス向けの転職ができた
20代前半で動くのも、20代後半まで待つのも、どちらも正解になりえます。
迷っているなら、今いる場所で「語れる経験」を1つつくってから動く。それが、私が27歳で出した結論です。
1回目の書類落ちから何を変えたのか、くわしくは私の転職体験談にまとめています。
NEXT STEP
「外資、本気で受けてみるか」と思ったら
ただのExcel集計担当だった私が、27歳で外資メーカーへ転職し、年収500万→800万に。
5社のエージェントを使って、内定まで運んでくれたのは1社だけでした。
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