働きやすい職場とは?SNSで共感された「働きにくい職場あるある10」と、求人票ではわからない見分け方

有給を出したら「何するの?」と聞かれる。
定時で帰ろうとすると、なんとなく気まずい。
質問したら「前も言ったよね」とため息をつかれる。

「これって普通なのかな」
「働きやすい職場って、本当にあるのかな」

そう思って検索したあなたは、たぶん今の職場に小さなモヤモヤがたまっている状態です。

この記事では、X(旧Twitter)などで共感を集めている「働きにくい職場あるある」と厚労省のデータから、働きやすい職場の正体と、そこへたどり着く方法をまとめました。

この記事の結論

  1. 働きやすい職場=「当たり前」が当たり前にできる職場。休める・帰れる・聞ける・報われる、の4つがそろっていること。
  2. 働く人の82.7%が強いストレスを抱えている。原因の多くは仕事量や人間関係など「職場の仕組み」で、個人の努力では変えにくい。
  3. だから一番早いのは「職場を選び直す」こと。求人票に書かれない情報は、エージェントに聞くのが近道。
元・集計担当のプロフィール画像

元・集計担当

運営者プロフィール
データ集計 Excel分析 KPI管理 Tableau SQL TOEIC 800

日系金融大手・国際事業部でKPI管理とデータ集計を4年半担当。「Excelで集計するだけ」だと思っていた経験を言語化し、27歳で外資メーカーの管理部門へ異業種転職。年収500万円→800万円を実現。書類5社全通過・最終内定2社。このサイトでは、同じ境遇の方に向けてリアルな転職戦略をお伝えします。

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目次

働きやすい職場とは?答えは「当たり前が、当たり前にできる職場」

働きやすい職場というと、「福利厚生が充実している」「オフィスがきれい」といったイメージがあるかもしれません。

でも、働く側の実感はもっとシンプルです。
休みたいときに休めて、帰る時間に帰れて、わからないことを聞けて、頑張りがちゃんと見てもらえる。
この「当たり前」が当たり前にできるかどうかが、働きやすさの正体です。

具体的には、次の7つで見分けられます。

見るところ働きやすい職場働きにくい職場
休み有給を理由なしで取れる申請すると理由を聞かれる
時間定時で帰るのが普通先に帰りにくい空気がある
人間関係挨拶やお礼が自然に出る上司の機嫌をうかがって話す
相談気軽に質問できる「前も言ったよね」が返ってくる
仕事の分担誰かが休んでも回る「〇〇さんしかできない」仕事だらけ
評価何を頑張ればいいか見える声が大きい人が評価される
給料仕事量と給料が釣り合う頑張っても横並び

ポイントは、「制度がある」と「使える」は別物だということ。
有給制度も、相談窓口も、たいていの会社にはあります。働きやすい職場かどうかは、それが気まずくなく使えるかで決まります。

「うちの職場、働きにくい…」SNSで共感されたあるある10

X(旧Twitter)やまとめサイトでは、職場のモヤモヤを書いた投稿に「わかる」「うちもそう」という声がたくさん集まっています。
よく見かける声を、10個にまとめました。いくつ当てはまるか数えてみてください。

  1. 有給を出すと「何するの?」と理由を聞かれる
  2. 「この仕事は〇〇さんしかできない」で、体調が悪くても休めない
  3. 休みの日でもチャットやLINEが飛んでくる
  4. 定時で帰ろうとすると「もう帰るの?」の空気になる
  5. 人が辞めても補充されず、残った人の仕事が増えるだけ
  6. 会議のための資料づくりで1日が終わる
  7. 質問すると「前も言ったよね」とため息をつかれる
  8. 評価の基準がわからず、結局「声が大きい人」が出世する
  9. 何をしているか分からないベテランのほうが、自分より給料が高い
  10. 自分の会社の求人が、いつ見ても出ている

たとえば、「中小企業だと『この仕事できるの◯◯さんだけ』で、体調不良でも出社しなきゃ回らない」という投稿には、同じ経験をした人の声が次々と集まっていました。
有給の理由を細かく聞かれた、という話も定番です。

この10個は、ばらばらに見えて、実は4つの「ない」に分けられます。

私の目安では、3つ以上で黄色信号、5つ以上なら赤信号です。
あなたが我慢強くないのではなく、職場の側に「働きにくい仕組み」がある可能性が高いです。

働く人の82.7%が強いストレス。その中身は「職場の仕組み」【厚労省データ】

「モヤモヤしているのは自分だけ?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

厚生労働省の調査では、仕事や職業生活で強い不安・悩み・ストレスを感じる事柄がある人は82.7%。
およそ5人に4人です。

中身を見ると、上位は「仕事の失敗、責任の発生等」39.7%、「仕事の量」39.4%、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」29.6%。
どれも、人の配置や仕事の割り振り、上司や同僚との関係など、職場の仕組みに左右されるものです。

つまり、働きにくさの多くは「あなたの頑張りが足りないから」ではないということです。

出典:厚生労働省「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」個人調査。ストレスの内容は主なもの3つ以内の回答。

働きにくさは「自分の努力」では変えにくい

働きにくい職場にいると、「自分がもっと要領よくやれば」「もう少し我慢すれば」と考えがちです。

でも、冷静に分けてみると、自分で変えられることは意外と少ないんです。

私の前職も、上司に「役員に説明できる要因を持ってこい」と詰められる毎日でした。
どれだけ工夫しても、上司も評価の仕組みも変わりません。
変わったのは、職場そのものを変えたときでした。

もちろん、全員がすぐ転職すべきとは思いません。目安はこちらです。

今の職場で様子を見ていい人環境を変えたほうがいい人
モヤモヤの原因が一時的(繁忙期・新しい上司に慣れていない など)同じモヤモヤが半年以上続いている
相談すれば聞いてくれる上司がいる相談しても「みんな我慢してる」で終わる
異動などで環境を変えられる見込みがある異動しても社風や評価の仕組みは同じ
あるある10のチェックが2つ以下あるある10のチェックが3つ以上

右の列に多く当てはまるなら、職場を「選び直す」ことを考えていいタイミングです。

働きやすい職場は、求人票の「下」に隠れている

「じゃあ、次は働きやすい職場を選ぼう」と思っても、ここに落とし穴があります。
求人票には、働きやすさの一部しか書かれていないんです。

給料や年間休日は求人票でわかります。
でも、有給の取りやすさや人間関係、「なぜこの求人が出ているのか」は、ほとんど書かれていません。

見落としやすいポイントを、確認の仕方とセットでまとめました。

チェックポイントどこで確認する?聞き方の例
残業の実態求人票の平均残業+面接「忙しい時期の残業は月どのくらいですか?」
有給の取りやすさ有給取得率(公開していれば)+面接「チームの方は有給をどう取っていますか?」
人が定着しているか平均勤続年数・同じ求人がずっと出ていないか「今回の募集は増員ですか?欠員補充ですか?」
属人化していないか面接で業務の分担を聞く「担当の方が休んだときは誰がカバーしますか?」
評価のわかりやすさ評価制度の説明「評価はどんな基準で決まりますか?」

とはいえ、面接で「辞めた人は何人いますか?」とは聞きにくいですよね。

Xでは、好条件の求人に応募しようとしたら、転職エージェントが「実はこのポジションは半年で4人辞めています」と教えてくれたという投稿が話題になりました。
反応には「求人票に書いてない情報こそ一番大事」という声が多く集まっていました。

自分では聞きにくいことを代わりに確認してもらえるのが、エージェントを使ういちばんのメリットです。

環境を変えたら、働き方はここまで変わった

私は27歳のとき、日系金融から外資メーカーへ転職しました。
働き方で変わったのは、こんなところです。

残業は月40時間からほぼゼロに。定時で帰っても、誰も何も言いません。
同じ自分なのに、職場が変わるだけで毎日がここまで変わるのかと驚きました。今は、正直「超絶ハッピー」です。

ただ、最初から順調だったわけではありません。
エージェントは5社使いましたが、内定まで運んでくれたのはの1社だけでした。
エージェント選びで結果が大きく変わる、というのが正直な実感です。

※年収や働き方の変化は人それぞれです。私のケースは一例として参考にしてください。

働きやすい職場へ移るための3ステップ

STEP1:今の「働きにくさ」を言葉にする

あるある10のうち、どれに当てはまったかを書き出します。
「なんとなく嫌」を「休めないのが嫌」「評価が見えないのが嫌」に変えるだけで、次の職場で何を避ければいいかがはっきりします。

STEP2:譲れない条件を3つに絞る

7つの条件を全部満たす職場を探すと、いつまでも決まりません。
「有給が取れる」「残業が少ない」「評価が明確」など、自分にとって大事な3つに絞りましょう。

STEP3:求人票に書かれない情報をエージェントに聞く

STEP2の3条件をエージェントに伝え、「欠員補充かどうか」「チームの有給の取り方」など、自分では聞きにくいことを確認してもらいます。
私が内定までたどり着けたのは、JACリクルートメントを使ったときでした。登録や面談は無料なので、情報収集のつもりで話を聞くだけでも大丈夫です。

働きやすい職場についてよくある質問

Q. 働きやすい職場と「ホワイト企業」は同じですか?

重なる部分は多いですが、同じではありません。
ホワイト企業は労働条件全体が良い会社を指すことが多い一方、働きやすさは人によって重視するものが違います。子育て中なら時間の柔軟さ、若手なら相談しやすさ、というように、自分にとっての3条件で判断するのがおすすめです。

Q. 今の職場を働きやすく変えることはできませんか?

仕事の進め方や、上司への相談・異動の希望など、自分で動けることは試す価値があります。
ただ、評価制度や人員、社風は一人の力では変えにくいもの。半年ほど動いても変わらないなら、環境を変えることも選択肢に入れてみてください。

Q. 転職しても、また働きにくい職場だったらどうしよう…

その不安があるからこそ、求人票の「下」を見ることが大切です。
欠員補充の理由やチームの雰囲気など、入社前に確認できることは意外と多くあります。自分で聞きにくいことは、エージェントを通して確認しましょう。

Q. 職場のことを考えるだけでつらくなります

心や体がつらいときは、転職活動よりも休むこと、医師や専門家に相談することを優先してください。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けの相談窓口が紹介されています。

「会社そのものから離れたい」と感じている方は会社を辞めたいときの記事、「仕事の中身がつらい」方は仕事を辞めたいときの記事もあわせて読んでみてください。

まとめ:職場は「選び直せる」

  • 働きやすい職場とは、休める・帰れる・聞ける・報われる、が当たり前にできる職場
  • 働く人の82.7%が強いストレスを抱えていて、その多くは職場の仕組みが原因
  • 仕組みは個人では変えにくい。だから「職場を選び直す」のがいちばんの近道
  • 求人票に書かれない情報は、エージェントに聞いて確かめる

あるあるに「わかる」と思ったなら、それはあなたが弱いからではありません。
今の職場が合っていないだけかもしれません。
まずは話を聞くところから、働きやすい職場への一歩を踏み出してみてください。

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